読書感想
呪いを、科学する
呪いを科学現象で当てはめて説明したもの。
個々の呪いも、科学現象も説明が少なく浅く広くでそこまで楽しめなかった。
呪いが好きならもっと深くディープに書くべきではなかったのか?
もしくは科学現象のほうを。
どっちつかずでなんとも微妙な本だった。
禁断の中国史
中国の悪い部分をこれでもかというほど書いていて、百田氏は中国が本当に嫌いなのかなぁ、、と思ってしまった。
あと、凌遅刑というのが書いてあり、ネットで写真、動画が見れる。
えぐい処刑方法で、ここまでされるなら暴れまくったり、にげまくって撲殺なりされたほうがよっぽどましなのに、どうしてそうなるんだろう。
全身拘束してから刑を言い渡されるのか、最後まで言い渡されないかのどっちかだろうと思う。でなければどっちにしても殺されるなら楽に殺されるほうを選ぶだろうし。
中国に対して書いていたが、良くも悪くも人自体が獣、生き物であり、その本能が根強く残っているからじゃないか?と私は思った。
百田氏は中国の歴史で民衆は虫けらのように虐殺される立場なのでそのような生き方でなければ生きれなかったとも書いていたが。
犬と魔法のファンタジー
別に魔法とかファンタジーとか関係ないうえ、前半はファンタジー色をラッピングした就職話。今のツイッターと就職よもやま聞かされても、、、、ということで前半はひたすらつまらない。
田中ロミオでなければ全部読まずにギブアップするところだった。
後半なんとか見せ場というかよくある王道ストーリーの流れて盛り上がりが出て、それなりに楽しめた。
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ドラマCD1~2
原作内容をナレーターを変えてそのままドラマ仕立てにしている、、、が、そもそもオーディブルで聴いている以上そこまでドラマCDで聴いてもなんとも思わない。
むしろ違和感があった。
ケモノガリ
中二病とオレ強えーをミックスしたような作品。
最初の残虐描写で期待はしたものの、旅行先でマンハントする人たちにクラスメート全員がとらえられて虐殺されるが、主人公が本来ある力に目覚めて悪人をバッタバッタと倒していくというまんまな作品。
犬と魔法のファンタジーもそうだったが小学館はオーディブルにする作品を駄作と普通の間駄作よりのをあげる方針でもあるのだろうか。
世界史の構造的理解 現代の「見えない皇帝」と日本の武器
どうしてこうなった。
長沼 伸一郎氏の経済直観的本は非常に楽しく、オーディブル聞いたあとに本も思わず買ってしまうくらいだったのに、非常にこの本は残念だった。
何が残念かというと仮定をひとつ立てるのはいいが、その仮定にさらに3つくらい自分好みの仮定を組み立てて話を進めるため、こいつは何を言っているんだ?状態になっていた。
経済と違い、歴史は共通認識が国や人にとって多面的な見方が多いのが原因なんだろうか。
誰でもできるのに9割の人が気づいていない、お金の生み出し方
高い金を請求することは悪くないですよ。ということとあとほかになんかあったっけ?
確かにそうかもしれないが、高すぎる請求というか値付けは昔の高い値段をつけると別に良い商品じゃないのに良いものとおもうある種の詐欺というかそういうトリックがあると何かで読んだことを思い出した。
うまい棒の袋を詰め替えてラッピングしなおしてもうまい棒はうまい棒だ。
うまい棒に見えないようにするのはありかもしれないけれどうまい棒じゃないというのは、、、ね?
もちろん、価格を決めるのは売る人だけど。
「病は気から」を科学する
ここまで面白いのに、なんで有名になってないんだろ?
と思いながら前半を読んでいたが、後半でなんとなく納得した。
前半はプラセボとノセボ効果をなんとか医療や痛みの緩和に使えないかという非常に楽しいアプローチが出てきたが、後半から電気だったり催眠術だったりと出てくる。
もうちょっと一つのアプローチで本を作ってもらえないか?と思うほど。
あとがきではオーラとか出てる時点で、、、おおうぅ。
そんなこんなで途中からギブアップしてぱらぱら見て読み終わった。
前半はかなり楽しいためそのあたりはおすすめなんだけどね。
遺伝子は変えられる
途中でギブアップ。
単純に興味が失せたというか・・・・
食い物でも遺伝は変えられますよー、個々人の遺伝によって薬や食事が普通の人では良くても大問題になるひとが案外結構いますよーといった感じ。